養生訓:”元気”は生命のもと

江戸時代に書かれた貝原益軒の『養生訓』を読んで、日頃の養生に活かすシリーズ。

今回は、巻第三飲食上、。

 

人の体は、”元気”を天地から受けてできたものであるが、飲食の養分がないと”元気”は飢えて命を保てない。

”元気”は生命のもとである。

 

だから飲食は大事なのです。

だけど、人間の大欲でもあり、口や腹の好むところでもあります。

好みに任せて気ままに食べると、度を超えて脾胃の働きを悪くし、病気になります。

 

人間が生じるもとは腎です。

発芽前の種と思ってください。

 

人間の体を作るもとは脾胃です。

発芽した植物は土から養分を吸い取ります。

息子が植物の発芽の観察をしていたのですが、まず先に根が伸びていました。

根がしっかりと土の養分を吸収できないと植物が育たないように、人間は胃腸がしっかりと食べたものを消化吸収できなければ生きていけません。

 

人間が健康に過ごすためには脾胃を調整するのが大事なのです。

 

 

鍼灸を受けると、気持ちよくお腹が空きますよ。

 


参考文献:

『図解 養生訓』斎藤 孝 著

『養生訓 (中公文庫) 』貝原 益軒 著 松田 道雄 訳


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