養生訓:就寝の時刻

江戸時代に書かれた貝原益軒の『養生訓』を読んで、日頃の養生に活かすシリーズ。

今回は、巻第二総論下、六十六。

 

夜に書物を読んだり、人と談話したりするのは三更(午後11時~午前0時の間)を限りにしなければならぬ。

 

とあります。

 

深夜まで眠らないでいると精神が鎮まりません。

眠りの質が悪くなります。

この時間までに熟睡しているのがよいので、寝つきの悪い人はもっと早くに寝る準備が必要となります。

逆に、眠くてどうしようもない方は、無理に起きている必要はありません。さっさと寝ましょう。

 

今の季節だと、朝日が昇るのは早いので、4時5時に目が覚めてしまうのは大丈夫。

早く寝ると早く目が覚める、という方は、朝型生活を!

 

まぁ~、夜中にウジウジ考え事や、スマホで調べ事をしても、ろくなことにはなりません(*ФωФ)

調子が悪い、考えがまとまらない…と言う方ほど、さっさと寝てしまいましょう。

ましてや、夜中に他人を巻き込んでウジウジ人生相談をしても、答えはでません。

他の人まで体調不良に引き込むのはやめましょう。

 

それでも眠れない!

と言う方は、眠らなくても大丈夫。

電気とスマホを消して、布団の中に横になりましょう。

体を横にして、目を休めると、血が肝臓に戻りやすくなるので、少しづつ体の調子が変化してきます。

 

人間は夜行性動物ではありません!


参考文献:

『図解 養生訓』斎藤 孝 著

『養生訓 (中公文庫) 』貝原 益軒 著 松田 道雄 訳


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