立春

おはようございます。

札幌 西区 子どもを元気に、ママを笑顔にするセラピスト 小川です。

 

季節の変化は身体にも表れます。

脈診をする私にとっては、季節による脈の変化は重要です。

治療では、適度に締まりがあって、穏やかにゆったり流れるように整えます。

 

しかし、春は弦脈といって、弦楽器の弦をはじくような、ピンピンと弾んだ脈になります。

発散して、活動的になる季節だからですね。

 

ですが、この弦脈も硬く強すぎるのはよくありません。

春なのに全然弾んでこない、どこに脈があるのかわからないような状態もよくありません。

 

昨日は、サロン通信と確定申告を作り上げて疲れていたので早く寝ようとしたのですが、眠れません。

冬の間、力なく沈んでいた脈が、ピンピン硬く跳ねていました。

跳ね過ぎて眠れなくなっていたのです。

脈を穏やかに沈める陰の力が、夜になっても弱かったのでしょう…。

 

というわけで、自分で鍼(はり)と灸(きゅう)で治療して、脈が穏やかになったところで寝ました。

 

今くらいの時期になると毎年、眠れない、めまいがする、耳鳴りがする、頭痛・肩こりが悪化する、血圧が上がる、動悸がする、イライラする…という方は、鍼灸治療で春の養生をしてみませんか?