ごはんが食べられない子に、おやつはいらないと言っている小川です。
どうしてもお腹が空くときは、おにぎりをよくおすすめしています。
先日お米屋さんからいただいた、通信に面白い記事が載っていました。
おやつはごはん以外のものを、と考えるのは大人の都合。
オーガニックにこだわった材料で作った手作りおやつであっても、結果としてお子さんを虫歯だらけにしている。
という、歯医者さんのお話でした。
おこさんのおやつは、3回の食事の間に食べる食事。
おやつ=お菓子ではない。
とのことです。
子どもにとって最も優れた栄養素は炭水化物。それもデンプンであって、果糖や砂糖ではないのです。
お砂糖を摂り過ぎると危険だという話は、以前書いたブログ「糖分と心の関係」をご参考になさってください。
とあるスポーツ少年団のチームでは、練習中にお腹が空いたとき用におにぎりを用意させるところもあるそうです。
おにぎりに具は入れてはダメで、唐揚げなんてもってのほか!ただの塩握りと言われるという話を聞きました。
子どもの体の構造を考えると、足りない栄養は米で補いなさいということなのですね。
そして、消化に時間のかかるものは、胃腸にエネルギーを奪われるため、練習中には向かないということなのでしょう。
おかずがないとかわいそう。
クッキーやチョコなどをおやつに与えたい。
というはの、大人の都合。
大人がおやつを食べるのはお腹を満たすよりも、心を満たすために糖分を摂ることがほとんどです。
「うちの子、ごはんを食べてくれなくて~」とお悩みの方こそ、おやつの与え方をチェックしてみてくださいね。
コメは補気。
海苔は黒いものなので腎を補ってくれます。
ごはんよそってゴマ塩かけたり、海苔巻いてもいいのです。
(なるべく味付け海苔は避けましょう。塩分をとりすぎます)
元気のないお子さまほど、お米のごはんを食べましょう~!
エネルギーを作るのにビタミンB群が必要になりますが、細かい栄養成分が気になるのであればお米屋さんで七分づきにしてもらえばいいのです。
よく、「玄米の方がいいのでしょうか?」という質問を受けます。
玄米は1口70回ほど噛める方はいいのですが、胃腸が弱いのに早食いの方にはおすすめしません。
玄米は、ぬか層とよばれる皮の部分が残った状態です。成分は主に食物繊維。胃腸の分別して押し出す力が弱い子には、ちょっと負担が大きいですね。
普段白米として食べている部分は、デンプン、糖分で、これはエネルギー源となります。
ではビタミンミネラル分はどこに多いかというと、胚芽の部分。
胚芽を残して精米してもらうとエネルギーを作るのに必要なビタミンB群も一緒に採れて効率がいいですね。7分づきにしてもらうと胚芽が残ります。
ただ、7分づき米でも「おいしくな~い」ということも。
うちの子どもたちは、人生最初の食事から7分づき米が当たり前になっているので、かえって真っ白な白米が出てくる方が違和感を感じるのです…。
馴れ、ですね…(¯―¯٥)
我が家は西区西野3条6丁目3-11にある、中野商店さんで、道産米を7分づきにしてもらってます。
お近くにお米屋さんがあるかたは、ぜひのぞいてみてね!