妊娠中のこむら返りは・・・

こんにちは。

ママケアと小児はりを得意とする鍼灸師、小川です。

 

小川も、妊娠中はよくふくらはぎがつっていました。

何もケアをしないと必ず明け方に足がつるので、寝る前のこむら返りケアは必須でした。

 

当サロンは、妊娠中の方にもご利用いただけるため、妊婦さんのお問合せ、ご来院もあります。

「肩こりがひどく頭痛がします」

「風邪をひいてから鼻の調子がわるくて」

そして、みなさまの共通の思いが

「薬は飲みたくない」

なんですね。

 

わかりますよ~~~(´;ω;`)ウッ…

私もそうでした~~~。

 妊婦さんに

「これいい~!」

と感動されるクッション、ご用意してありますので、うつぶせでの施術もOKです!

 

私も、妊娠中にこのクッションに出会いたかった~!(笑)

 

 

さて、私と同じように妊娠中の足のこむら返りでお悩みの妊婦さん、多いのではないでしょうか?

 

こむら返りとは「筋肉の疲労」です。

 

ふくらはぎの筋肉は足を使う時に最もよく働く筋肉です。

なので最も疲労物質が溜まりやすい部分でもあります。

この疲労物質の蓄積によって神経が過敏になり、こむら返りを起こすと言われています。

 

◯カルシウム不足

人間の神経はミネラルが持っている電子のやり取りによって信号を送っています。

ナトリウムイオン・カリウムイオン・カルシウムイオンは妊娠中に不足しやすいミネラルです。

不足していると正常に神経の信号が送れません。

筋肉がちょうど良く動いていられるのも、脳からの信号が神経を通って筋肉に伝えられるからです。

特にカルシウムイオンは神経を安定させる働きを持ち、

体内のカルシウムイオンが少ないと、こむら返りが起こりやすくなります。

 

ミネラル補給は、きちんと煮干しやかつお節で出汁をとったお味噌汁に、たくさんの野菜を入れるといいですよ!

余分な糖分、脂質の取り過ぎも防げます。

 

◯冷え

冷えにより普段から筋肉が硬くなりやすい状態にあるとこむら返りを引き起こしやすくなります。

また血行も悪くなり、カルシウムイオンが充分に送り届けられないこともあります。

明け方にこむら返りが起きやすい人は、朝方にかけての外気温低下によって引き起こしてしまっていると考えられています。

 

湯たんぽを入れておいて、万が一つったときは、湯たんぽにふくらはぎを乗せましょう。

 

妊娠中は体型の変化や体重の増加により、足への負担が増し、足の付け根の部分が圧迫され下肢の血流が悪くなってしまいます。

 

どうしても、こむら返りを起こしやすい状態になってしまうのです。 

 

◯こむら返りが起こったら

 過緊張してしまっているふくらはぎの筋肉を伸ばし、元の状態に戻してあげることが大切です。

 つま先をつまんで、ふくらはぎの筋肉を伸ばしてください。

 

 筋肉は伸びると休まり、縮めると働きます。

引っ張って「今緊張するときじゃないから!」と筋肉に言い聞かせてください。

 

つま先を背屈させる動きでふくらはぎの筋肉はのびますが、底屈させる動きで緊張します。

つまり、つま先立ちをするような動作でこむら返りを起こしやすくなるのです。

 

◯寝る前に…

足首をよ~~~~く、ゆっくりと回して筋肉をほぐして血行をよくしてから寝ましょう。

足首の動きが滑らかになって、転倒予防にもなります。 

 

 

アロマトリートメントなどでふくらはぎをしっかりほぐすのも効果的です。

うつぶせ枕でうつぶせ状態になって、アロマトリートメントでリラックスしませんか?

当サロンは、安定期に入られた妊婦さんへのアロマトリートメントも行っております。

妊婦さん用のうつぶせ枕ですが…、

当サロンでは赤ちゃんのお昼寝クッションになっていることが多いです( *´艸`)

赤ちゃんにも寝心地がいいようです。