鍼灸師だけど、アロマセラピストでもある小川です。
「アロマトリートメントって何?いい香りのするオイル塗ってマッサージするんでしょ?」(・_・?)
…まぁ………、ざっくり言うとそうです( ̄ー ̄;
アロマテラピーは、植物の香りやさまざまな働きの力をかりて、心や身体のトラブルを穏やかに回復し、健康増進や美容に役立てていこうとする自然療法です。
小川が入会しているAEAJ(公社)日本アロマ環境協会)では、「アロマテラピー」を次のように定義しています。
アロマテラピーは精油を用いてホリスティックな観点から行う自然療法です。
・リラクセーションやリフレッシュに役立てる
・美と健康を増進する
・身体や精神の恒常性の維持と促進を図る
・身体や精神の不調を改善し正常な健康を取り戻す
これらのことを目的に行います。
アロマテラピーは、芳香浴で香りを楽しんだり、化粧水やクリームを作ったり…と、植物から抽出した精油を楽しむこと全般をさします。
もちろんアロマトリートメントも含まれます。
アロマトリートメントは、植物油(当サロンはホホバ油を使用しています)に精油を混ぜ、オイルをつけて体をなでさすったり、揉んだりする手技を行うことです。
小川は、あん摩マッサージ指圧師ではありませんので、治療目的のマッサージや指圧は行っておりません。
あくまでもリラクゼーション目的に手技を行っていきます。
ですので、お体の状態によっては、アロマトリートメントをお断りする場合もございます。
天然成分100%のものを使用していますが、天然=安全、というわけではありません。
お体の状態、精油の成分によっては、お肌に付けない方が良いものもあります。
においを嗅ぐだけでも体調を崩される方もいらっしゃいます。
トリートメントを始める前にお話を伺って、安全に施術を行っていきます。
◆◆◆アロマテラピーの始まり◆◆◆
アロマテラピーという言葉は、20世紀初頭、フランスの化学者ガットフォセが命名しました。
ガットフォセは実験中の事故で火傷を負った際、ラベンダーの精油を使用しました。
その効能を自ら体験したことから、この植物療法をアロマテラピーと命名したことが始まりです。
植物の香りの成分は、数千年もの間、古くは古代エジプト文明の時代から薫香や浸剤のかたちで使われていました。
◆◆◆香りの効果◆◆◆
好きな香りを楽しむことは、心地よいという感情を引き起こします。
心地よい香りの情報が大脳辺縁系・視床下部に伝わると、視床下部の機能は整い、恒常性を維持することに役立ちます。
好きな香りを用いてアロマテラピーを楽しむことで、私たちは日頃の疲れから解放され癒されます。
嗅覚について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください⇒香りの作用