経絡治療勉強会に行ってきました(12/13)

おはようございます。

札幌 西区 子どもを元気に、ママを笑顔にするセラピスト 小川です。


昨日は月に1度の経絡治療勉強会。


今回は…、体調が悪く見学をしておりました。


模擬患者役になったら…多分疲れすぎる(´-ω-`)


気血が少ないので、いろんな人に脈診とか腹診されると、巡り過ぎて消耗してしまうのです。

気血が少ないと滞りを押し流せないので、部分的に気滞や瘀血もできやすくなるんですけどね。

模擬患者さん役をやると、そこら辺のバランスがとりにくいので、遠慮しました…。


こんな日は、かた~い脈の方を脈診すると、指先がビリビリと痛いです。


「痛て~」

と言って、早々に脈診から逃避。

でも、治療が終わって、脈が穏やかになると脈診しても指は痛くなりません。


ちなみに、虚証でよわよわしい脈の方は、触っても何も起こりません。


体調が万全でないと仕事にならないのが、治療家の大変なところ。


でも、最後に全員はりの刺し方を練習していたら、元気になってきました。

みんなの気が飛び交っていたから???


お一人、気に当たったのかのぼせてぐったりしていましたが…( ̄ー ̄;


ここまで書くと怪しい感じですが、誰だってこれくらい感じられる感覚をお持ちなのです。

最近の世の中はノイズ(科学物資とか、科学調味料とか、合成のものとか…)や、刺激(テレビとか、スマホとか、電灯とか…)が多すぎて感覚が鈍っているだけ、だと思っています。


人間の体は、動いたり、考えたり、感じたり…何かしらの動きをすると、ナトリウムイオンやカリウムイオンが細胞膜を移動して電気を起こしています。

鍼(はり)は金属でできています。

人間が起こしている電気が金属に反応して、体の調子が整うのかなぁ~。

と、考えています。


さらに放電していれば「背中に視線を感じる」とか、「オーラを感じる」とかあるかもしれませんよね。



あ、そうそう。

脈は強く打っていれば健康かというと、そうではありません。

弦をはじくような強さで脈打ち、血管に硬さを感じると動脈硬化や脳血管障害の危険性が高まります。

ストレスや緊張の強い方、夜眠られない方によくみられる脈です。

表面で強く感じるのに、軽く押すと中身のない脈など、ハッキリと脈を感じる方でもお体の状態に危険信号が点っている方もいます。


脈は、穏やかに柔らかく脈打っているのがベスト!

脈は季節によっても変化していきますが、たま~に自分の脈に触れてみるのも面白いですよ~。



ちなみに、中医学の先生たちのように舌診はあまり使いません。

問診と脈診と腹診の結果がバラバラで、証(症状)が立たない!という時には診断に使うかもしれませんが…。


鍼灸治療の場合、リアルタイムで変化していく脈診・腹診を使っていかないと、今行った治療が適切だったのか、適切ではなかったのかの判断ができないからです。

脈診・腹診は刻々と変化しますが、舌診は反応が出るのがちょっと遅い…。


ので、今ここで、この症状を治療しなければいけない!という鍼灸治療には、脈診や腹診の方が判断しやすいのです。


舌診は何回も通ってくださる方には使える手ですが、まずは1回目で効果をある程度出さないと、次回来てもらえませんしね( ̄ー ̄;


…はい、常にお越しいただいたその時その時が真剣勝負です!!



その時のために、昨日も真剣に勉強してきました。

さて、今日はおさらいでもしようかな~。