Q:夜寝てくれないから、放って置いているけど大丈夫?

うちの子なかなか寝ないのよね。
寝ないんだから、起きていればいいじゃん。

・・・は、NGですばつ

人間の身体は夜に作られ、修復されます。
これからどんどん大きくなっていく子どもにとっては、まさに大事な時期です。

日中に摂った飲食物をしっかり吸収し、必要な気血津液に作り替え、身体のあちこちに運びます。
これが、夜、きちんと休めていないと、作られません。

夜遅くまで起きてテレビを見たり、ゲームをすれば、目や脳を使って血が消耗していきます。
親の晩酌に付き合って、つまみを食べていれば胃腸は休むどころか、老廃物をためて行きます。
夜に活動していれば、気を消耗します。

寝る子は育つ

まさに、身体が作られる夜の時間にきちんと寝ることによって丈夫に育っていくのです。

夜にきちんと眠くなるのは、日中程よく疲れたから。

それと、

気血を体内にしまい込む、
収斂(しゅうれん)・・・中心に引き寄せる
固摂(こせつ)…とどめて、漏れないようにする
という力があるから。


疲れているはずなのに、寝ない。
落ち着きがない。


は、まさに、身体が収斂作用を失い、必要な物を必要なところへ固めておく固摂作用が不足して、心がフラフラしているということなのです。

収斂と固摂は、肺と腎にかかわりがあります。

季節に対応させると、秋と冬。

時間では、夕方と夜です。


昼間は気血津液が体表を巡ります。
スムーズに巡ることによって、人は健康的に活動できます。


ただ、8時間、9時間寝ればいいというものではないのです。

何時に寝ているか?が重要。

身体が作られる23時~3時の時間に、しっかり寝ると身体は修復し、作られます。
そのためには、入学前の幼児さんなら20時には、小学生なら21時にはお布団に入って欲しい!

チェックボックス身体の疲れが取れず無気力。
チェックボックス大きくなれない。
チェックボックス血も不足するので、こころを落ち着かせて考えることができない。
チェックボックス髄海(=脳)を養うことができないので、成績も伸びない
チェックボックス心が常にフラフラしているので、行動に落ち着きがない。

思い当たる節があったら、早く寝かせましょう…。

元気に遊んで、勉強もしっかりできるようになって欲しい!と思ったら、
「勉強しなさい!」
と怒る前に、9時にはお布団に入れる環境を作りましょう。


大きくなり、思春期に入ると、思い悩むことも増えてきます。
お友達のこと、好きな人のこと、勉強のこと、自分の将来のこと…

眠れないほど考えることが増えることもあります。

夜にきちんと寝る習慣がついていないと、思春期に入って何かあると、自分のこころや身体を休ませなければならない時間に休めなくなります。

うつ病の初期症状は不眠から始まることが多いです。

それが日中の無気力にも繋がって行きます。

小さい頃からの、早寝早起き習慣は、楽しい充実した青春時代を過ごすための1歩でもあり、社会に出たときに戦っていける力となります。

ま、いいか~
で、夜更かしを放っておくと、後々大変ですよ。



いろいろ工夫しているけど、寝てくれないの~、という方は小児はりへ。