Q:水疱瘡にかかっていないのに?

水疱瘡になっていないのに帯状疱疹になることがあるのですか?

 

…最近はそういう子もいるそうです。
うちの息子がなりました(・_・;
幸い、肋間神経痛にはならなかったようです。
ゴールデンウィーク中のことだったのですが、お風呂からあがってきた息子が、
「ママ~、ここブツブツできたからお灸して~」
と言ってきたのです。
見ると、肩甲骨の辺りに発疹がありました。
その時はかきむしって悪化したのかな?くらいに思い、普通にお灸をして寝かせました。
次の日、少し引いていたので、あ、治るかな~と放って置いたのです。←適当な母でスミマセン( ̄ー ̄;
しかし、だんだん悪化し、「あれ?水疱瘡???」という感じになってきました。
でも、熱もないし体全体に広がっていく気配もない…。
左肩にできただけです。
水疱瘡は第2類学校感染症となっているため、万が一水疱瘡だったら大変だし、本人もひどく痒がっているので、病院へ連れて行きました。
(…って、私は用事があったので、パパに任せましたけどねw←適当な母でスミマセン( ̄ー ̄; 2回目)
病院で言われたのが…
あ、帯状疱疹ですね。

 

 

へ?(゚Д゚;)

 

この子、水疱瘡やっていませんが…?!

 

 

水疱瘡も帯状疱疹もヘルペスウイルスの水痘・帯状疱疹ウイルスによって起こる感染症です。

水痘ウイルスの自然宿主はヒトのみなのですが、世界中に分布しています。

 

水疱瘡は、1度かかると抗体ができて2度とかからないと一般に言われていますが、抗体が消えて再発症する可能性もあります。

治癒後も神経節などにウイルスは潜伏し、免疫低下時や疲労・ストレス時に再活性化します。それが帯状疱疹です。

 

1度水疱瘡にかかり、神経節にウイルスが住み着き、免疫力が低下したときにでるもの。

と、思っていました。

が、今の子は水疱瘡にならずに、帯状疱疹になることがあるのだそうです。

 

ちなみに上のお姉ちゃんは、私が国家試験を受ける直前に水疱瘡をやっています。

その時に発症はしなかったけど、感染していたのかもしれませんね~(^-^;

 

というわけで、帯状疱疹は感染の心配がないので、通常通り学校へ登校…。

と言いたいところでしたが、ゴールデンウィーク中の平日に病院へ行ったため、そのまま連休へ突入。

息子だけ7連休となったのでした…。

 

帯状疱疹と言えば、肋間神経痛が伴いますが、それはなかったようです。

 

鍼灸師をしていると、帯状疱疹を早期発見したり、肋間神経痛の治療をすることがあるため、珍しい病気ではないのですが、水疱瘡になっていない小児の帯状疱疹は初めてだったので、書いてみました。

 

お灸をすると痒みがやわらいで、良かったようです。

 

…って、パパが帯状疱疹したときもお灸していたな…笑→昔のブログ