立春~春の始まり~

こんにちは。

子どもを元気に、ママを笑顔にする鍼灸師おがわです。

 

今日から立春。春が始まりました。

 

「春」と聞くと、寒い冬が終わり、気温が穏やかになる印象がありますね。

しかし、立春は「春が立つ」。

気温が一番下がりきって、徐々に春らしい気温や天候に変わっていくという意味です。

つまり、1番寒いのです(>_<)

 

油断せずに暖かくしてお過ごしください。  

おすすめのツボ:太渓(たいけい)

冬は腎の気が旺盛になり、使い過ぎる季節。

腎は水。

腎気を必要以上に使い過ぎ、補うような生活をしていないとかなり身体の中はうるおい不足の状態になっています。

このうるおい、鼻水やむくみをおこす水分とは違いますよ。

血液をサラサラと流したり、脳をプルプルにしたり、皮膚をしっとりさせたり、粘膜をうるおしたり、消化液になったり…と、必要なうるおいのことです。

 

このうるおいがなくて乾燥していると、春の陽気に当たって風が舞い上がるような状態が、お身体の中で起こります。

 

湿気がなくて乾燥すると山火事が発生しやすくなりますね。

大きな火災になると、熱によって風が舞い上がります。

 

水、うるおいがないと、身体の中も火事になるのです。

そして、風が舞い上がると、めまい、耳鳴り、高血圧、脳卒中などを起こしやすくなります。

地方によっては、脳卒中のことを「中風」という言い方をしますが、これは東洋医学で脳卒中のことを指します。

 

身体の表層で火事が起きれば、痒みの広がる湿疹、花粉症による目のかゆみやくしゃみ…これらの炎症も春に多い症状です。

 

火事を起こして風が舞い上がらないように、腎気を補って春の陽気に備えましょう!

おすすめのツボは、太渓(たいけい)。足の少陰腎経の原穴です。

ここにお灸をしたり、優しくツボ押しをして刺激しましょう。

 

そして、冷たいものを飲食しない、早く寝る!

 

体にうるおいを巡らせるには、脾胃の消化吸収能力が必要です。

胃腸の働きが弱め、冬の寒さでだいぶお疲れの方は、中脘(ちゅうかん)をプラスしてください。

胸骨の下とお臍を結んだ線上の、ちょうど中点です。

上下に触って凹む所にお灸をすると、年度末の忙しさも乗り切れます!

おすすめのアロマ:オレンジスイート

春はこころも体ものびのびしたい季節。

お馴染みの甘くフレッシュな香りは、気の流れをスムーズにして、のびのびしたいこころと体をサポートしてくれます。

 

オレンジは、身体を温めてくれるので、まだまだ寒さの厳しい季節にはピッタリ。

 

 

胃腸の働きを助けてくれるので、活動のためのエネルギーをしっかり蓄えたい今の季節にちょうどいいですね。

 

作用も穏やかなので、年齢問わず妊娠中でも安心して使えます。

(オレンジの皮を圧搾して採れるオイルですので、皮膚の弱い方はご注意ください)

おすすめの食材:ニラ

今の時期は、陽気を成長させるために、ニラがおすすめ食材です。

↓これは、サロン通信立冬号に載せた、エビとニラの玉子とじ。

作り方は⇒サロン通信電子版

 

うちの子どもたち、ニラが大好き。

これ以上陽気を補充したら…どれだけうるさくなるんだ?!(。-`ω-)

と、思うのですが、今晩の我が家の晩ごはんは、ニラの玉子とじです(笑)

定休日の前日の晩でないと、匂いのキツイものは食べられません( *´艸`)

 

お体大切に、楽しい季節を♪

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