冬至(とうじ)

おはようございます。

札幌 西区 子どもを元気に、ママを笑顔にするセラピスト 小川です。

 

今日は冬至。

陰が極まり陽に転じる日です。

 

秋からずーっと

「日が暮れるのが早くなってきましたね…」

と、夕方に会話してきましたが、これからは日が長くなってきますよ!

なんとなく、ホッとしているのは小川だけではないですよね~(笑)

 

 

これからは日がだんだん長くなってきますが、寒さはますます厳しくなってきます。

陽気が盛んになり始める春に、陽気についていけなくて体調を壊さないよう、しっかりと体のうるおいを守りながら生活しましょうね。

 

~なぜかぼちゃを食べるの?~

冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれているそうです。

にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなん、きんかん……など「ん」のつくものを「運盛り」といい、縁起をかついでいたとのことです。

「いろはにほへと」が「ん」で終わることから、「ん」には一陽来復の願いが込められているという考えもあります。

かぼちゃは漢字で書くと「南瓜(なんきん)」。「ん」が付きます。

しかも陰(北)から陽(南)へ向かうことを意味しています。

運盛りは縁起かつぎだけではなく、栄養をつけて寒い冬を乗りきるための知恵でもあります。

夏の土用の丑の日に「う」のつくものを食べて、夏バテを乗り切るのにも似ています。

かぼちゃはビタミンAやカロチンが豊富なので、風邪や中風(脳血管疾患)予防に効果的です。

旬は夏ですが、長期保存が効くことから、冬に栄養をとるための知恵でもあるのです。

おいしく食べて、寒い冬を元気に乗り切りましょうね。

 

~なぜ柚子湯に入るの?~

柚子(ゆず)=「融通」がきく。

冬至=「湯治」。

こうした語呂合せから柚子湯に入るとも言われています。

 

もともとは運を呼びこむ前に厄払いするための禊(みそぎ)だったようです。

冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りには邪気がおこらないという考えがありました。端午の節句の菖蒲湯と同じです。

 

また、柚子は実るまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められているそうです。

 

もちろん、柚子湯には血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防してくれる働きもあります。

良い香りによるリラックス効果もありますから、元気に冬を越すためにも大いに役立ちます。

 

今月ご来院いただいた方には、柚子とジンジャーのバスソルトをプレゼントしています。

これがいい香りで暖まるんですよ~(*´ω`)

うちの子どもたちが気に入ってしまい、

「仕事で使っているから!」

と言っているにもかかわらず、

「バスソルト入れて~」

と言ってきます。

 

今日はかぼちゃと小豆のいこと煮を食べて、柚子のバスソルトをお風呂に入れてあげようと思います。