認知症の勉強をしてきました(10/2)

おはようございます。

札幌 西区 子どもを元気に、ママを笑顔にするセラピスト 小川です。

 

昨日は(公社)北海道鍼灸師会の学術講演会へ行ってきました。

午前は「認知症の診断と治療」と題しまして、筑波大学大学院人間総合科学研究科の教授、水上勝義先生に認知症の種類や見分け方、薬の種類などなど…かなり内容盛りだくさんでお話いただきました。

 

脳の萎縮部位によって表れる症状や認知症の種類が変わってきますが、萎縮が始まる前に認知症が始まっているかどうかの判断基準として、脳血流量の部分的な低下があり、画像検査の写真等も見せていただきました。

 

認知症には脳の血流が関わっているのであれば、普段、普段行っている脈診による経絡治療は、まず脈の状態を整えることから始めますので、予防にいいのでは?

などなど、考えながらお話を伺っていました。

 

現在の日本人は、身体に合っていない血流の悪くなる食事、生活習慣が多いですから、合わせてしっかり養生することも大切ですよね。

 

人間の身体は大切に使えば100年もつ。

今は医療が進歩して、病気になってもなかなか死なせてくれる時代ではない。

と、普段私は施術中によくお話しています。

 

子どもや孫の世代に負担をかけずに、生涯現役バリバリで活躍するためには、血流、大事!

そして午後は、「認知症に対応できる鍼灸師―痛くない気持ちがいい擦過鍼治療ー」と題しまして、(公社)大阪府鍼灸師会地域ケア推進委員会委員長 吉村 春生先生による、認知症ケアの講演でした。

(座長は、うちのご近所の稲垣先生。さりげなく写真にフレームインしちゃいましたw)

 

今回この講演会に参加したのは、実技が擦過鍼だったので。

いわゆる「刺さないはり」「小児はり」です。

認知症にも使えるんだ~と思って、参加してきました。

どのあたりを、何を目的に施術するのかを学べば、普段私が使っている小児はりの道具で応用ができてしまいます。

 

気持ちがいい、擦るだけのはりは、

現代医学的に言うと、

「摩擦刺激による体性ー自律神経反射の応用で、気持ちのいい優しい刺激を与えることにより、脳に良い刺激を与えます」

古典的に言うと、

「脈外を素早くめぐる衛気を調節することにより、皮膚を温め(温煦作用)、毛穴の開け閉めを調節し(腠理の開闔)、外邪に対する防衛的な役割を果たします」

 

気持ちのいい刺激をすることで、不安やストレスからくる症状を緩和できるとのことです。

 

小児の疳の虫と認知症の症状の発生機序が似ていることから、小児はりが応用されたそうです。

(厳密に証を立てると…違う気がしないでもないけどw)

 

何はともあれ、認知症の不穏を鎮め、不定愁訴を緩和できるなら、使ってみるのもいいかもしれませんね。

胃腸の働きが低下してきているのに、山のようにお薬を飲んでいる姿は…うーーーん?と考えてしまいます。

 

ただ、当サロンは3階にあるため、お年寄りが昇るには辛いかも…。

今後、デイサービスや介護施設等で需要があれば、出張してみるのもいいかなぁ~と思いながら、講演を聞いてきました。

 

 

刺さないはりの可能性はいろいろ広がりますね!!