虫除けスプレーの作り方

お天気がよくなると、窓を開けます。

昨日も窓を開けていると虫が飛んできたので、待合室でレモングラスを焚いていました。

 

殺虫剤や虫よけスプレーは、あの独特の臭いで具合が悪くなってしまうので使いません。

 

 

ということで、本日はアロマオイルを使った虫よけスプレーの作り方をご紹介します。

 

1.なぜ、アロマで虫よけスプレーなのか?

 

市販の虫よけスプレーの使い過ぎはキケン!

多くの虫よけスプレーに含まれる成分ディートがキケンなんですね。

 

国民生活センターは「ディートは一般的には毒性が低いとされているが、まれに体への影響があると報告されているので、使用の際には十分な注意が必要」としています。

・発ガン性

・遺伝子を変化させてしまう性質

・遺伝子に障害を与える性質

を持っています。

 

市販の虫よけスプレーは6か月未満の乳児には使用禁止になっています。

でも赤ちゃんだって刺されますよね。

温暖化が進んでいくと、蚊が増えるようになります。蚊はいろんな伝染病の感染源となるため、刺されないようにするということが必要になってきます。

 

そこで注目されているのがアロマを使った虫よけスプレー。

最近はハーブを使った虫よけと書かれたものがあります。

ただ、すべてが天然成分で作られているわけではないので、何が入っているのか心配ではあります。

 

ちなみに合成香料には、虫よけなどの薬理効果はありません。

 

そこで、アロマオイルの持つ虫よけ効果を利用して手作りしてみましょう!

 

 

2.アロマオイルとは?

植物が持っている天然の芳香成分です。

 

誘因効果…昆虫や鳥を引き寄せ受粉したり、種を運んでもらう。

ホルモン様作用…種子の発芽や成長を促す。

忌避効果…虫や鳥に食べられないようにする。

植物にとっての汗や血液であったり、老廃物であったり、ホルモンであったり…、いろいろな役割を果たしている成分をギュッと濃縮したものです。

正しく使えば、人間にもとても有用な薬理効果をもたらしてくれますが、間違った使い方をすると、かぶれたり喘息発作やてんかん発作を誘発する原因となることもあります。

 

以下のことに注意してください。

・原液を直接肌に塗らない。

・万が一付いた場合は流水でよく洗い流す。

・飲まない。

・点眼しない。

・アロマオイルは揮発性の成分なので引火する可能性があります。火の側で使う時は十分注意してください。

・子どもやペットの手の届かない所に保管してください。

・劣化しやすいので、高温多湿のところを避け、紫外線に当たらない所に保管してください。

 

アロマオイルは1%以下に希釈して使用してください。

 

 

3.虫よけ効果のある香り

蚊など昆虫が嫌う香り成分

 

・シトロネロール

モノテルペンアルコール類。毒性はなし。ゼラニウム、ローズなどのバラの香りの成分。

 

・シトロネラール

モノテルペンアルデヒド類。皮膚刺激がある。シトロネラやレモンユーカリなどの成分。

 

・リモネン

モノテルペン炭化水素類。酸化しやすく皮膚刺激がある。レモンなどの柑橘系全般に入っている。

 

柑橘系のアロマオイルは夏に外で使う虫よけにはおすすめしません。

部屋の中で芳香浴として使うにはお勧めです。

 

左から順番に、 

 

シトロネラ

科名:イネ科 

主産地:スリランカ、中国 

主要成分:ゲラニオール、リモネン、シトロネロール、シトロネラールなど 

注意事項:皮膚アレルギーの報告があります。

 

レモングラス

科名:イネ科 

主産地:インド、インドネシア

主要成分:ゲラニアール、ネラール、シトロネロール、リモネンなど。

注意事項:皮膚刺激があります。

 

レモンティートリー

科名:フトモモ科 

主産地:オーストラリア 

主要成分:シトラール シトロネラールなど

 

ゼラニウム

科名:フウロソウ科 

主産地:エジプト、フランス南部などの地中海沿岸 

主要成分:シトロネロール、ゲラニオール、リナロールなど

注意事項:ホルモン様作用があるので、婦人科系疾患を治療中の人は直接肌に触れるような使い方をする場合は使用量に気をつける。

 

ペパーミント

科名:シソ科 

主産地:アメリカ、インド、フランス 

主要成分:メントール、メントン、1.8シネオール 

注意事項:乳幼児、妊産婦、授乳中の女性、てんかん患者には使用を注意する。

 

月桃

科名:ショウガ科 

主産地:沖縄 

主要成分:1.8シネオール、テルピネン-4-オール、P-シメン、リモネンなど

 

ラベンダー

科名:シソ科、

主産地:北海道、フランス、イタリア 

主要成分:酢酸リナリル、リナロールなど。

どちらかというと、抗炎症作用があるので刺された時のケア用に使うと良い。

 

4.必要な材料と分量

無水エタノール(消毒用エタノールでもOK)

水に溶けないアロマオイルを溶かすために必要です。

全体量の10%使用します。

残りは精製水を入れます。水道水は塩素があるためおすすめしません。

 

30mlのスプレーを作ろうと思ったら、

・エタノール3ml

・精製水27ml

・アロマオイル6滴

 

50mlのスプレーを作ろうと思ったら、

・エタノール5ml

・精製水45ml

・アロマオイル10滴

 

 

お好みのアロマオイルを選んだら、全部で分量の滴数になるようにエタノールに入れてよく混ぜます。

そこへ精製水を加えてよく混ぜたら完成です。

 

お肌に付けるものは1週間を目安に使い切りましょうと言っていますが、虫よけスプレーはなるべく帽子や服にスプレーしましょう。

なので、匂いが変になってきたなぁ…と思ったらご使用をおやめください。

 

アロマオイルの成分によってプラスチックが溶けることがあるので、本当はガラス瓶の方がいいのですが、虫よけスプレーは持ち歩いて、香りがなくなる度につけ直しが必要となるため、プラスチック製の方がいいかもしれません。

 

 

5.それでも刺されてしまった時はお灸がおすすめです

刺されて痒くなるたびに、刺された所にお灸をしておくと、痒みが引いて掻き壊しもしなくなります。治りも早いです。