経絡治療勉強会に行ってきました(2/21)

こんばんは。

札幌 西区 子どもを元気に、ママを笑顔にするセラピスト 小川です。

 

経絡治療とは、病気を経絡の変動としてとらえ、経絡の変動を、経絡の虚実として把握し、その経絡に鍼を用いて補瀉を行う治療法です。

↑なじみのない方には意味不明な説明です( ̄ー ̄;

 

これを行うには、体表にあるツボ、つまり経穴や、経穴を結ぶ経絡だけ覚えていたのでは治療になりません。

 

よくあるツボの本は、体表に表れているものしか書かれていないことが多いので体内をどのように経絡が流れているのか、国家試験に合格したはずの鍼灸師でも知らない人はかなりいます。

 

しかも、一つの経穴に何本もの経絡が交差している場所もあります。

その交差している経穴を使うと、少ない鍼の本数で、メチャメチャ効果的に治療ができたりして、治療家の個性の見せどころだったりもします。

 

いろんな先生の治療を拝見したり、治療を受けに行ったり、文献を読んでいたりすると

「あ、この先生はこのツボが好きなのね」

と言うのが垣間見えます。

 

そんなお気に入りのツボ探しをするのに、学校で使った経絡経穴概論の教科書では役に立ちません。

かろうじてツボ単くらいは使えるかな~。

 

と、思っていたところへ、とてもわかりやすい経絡の流れを図にしたもののコピーをいただきました。

 

え?!これ、何の本のコピー???

 

と、思って、本日、勉強会が始まる前に先生に教えてもらっちゃいました。

 

臓腑経絡学/森ノ宮医療学園出版部

¥4,104

Amazon

 

これ、体内の経絡の流れも、詳しく載っているとのことでした。

 

私がスマホからAmazonでちゃちゃ~と検索している姿を見て、先生は

「は~、今はこうやって調べられる時代なんだね~」

と……(笑)

 

そうですよね、先生が鍼灸師になりたての頃って…、こんなに簡単に情報が手に入れられませんでしたよね( ̄ー ̄;

 

 

教えてくださる先生に恵まれているうえに、

便利な世の中で勉強していることに感謝しつつ…。

 

今月も経絡治療の勉強会へ行って、しっかり勉強してきました。

 

 

奇経治療をうまく活用していこう!と思ったのであります。