Q:便秘がちで時々小児科へ連れて行くこともあります

はい、うちの子もそうでした。

 

朝、突然お腹が痛いと言いだし、病院へ連れて行ってレントゲンを見たら

「ああ~、便秘ですね」

 

・・・ミ(ノ_ _)ノ=3 ドテッ!!

 

お子さんの便秘で悩まれる話は、本当によく聞きます。

 

もう何年も前の話になりますが、我が家のストーブ掃除をお願いした業者さんと、うちの子どもを見て雑談になった時、息子さんが便秘がひどくて入院しているという話をされていました。

出なくて、お腹が痛くなると、吐いて入院!という事態になるお子さんもいるようです。

 

 

便秘をするお子さんは、東洋医学的に見て『脾』の働きが弱いことが多いです。

※現代医学で言うところの脾臓ではありませんよ~。

 

脾は飲食物の消化吸収を担当しています。

 

脾は飲食物を、要るものと要らないものとに分け、必要なものは肺へ押し上げ、不要なものは大腸に送る働きをしています。

 

 

大腸と表裏関係にはる肺の状態が、大腸の状態を表していることもあります。

大腸と表裏関係にある肺は皮膚の働きも担当しています。

 

「便秘をすると肌が荒れる」

とよく言いますね。

 

体の中の不要なゴミを排出している大腸。

 

そこが塞がれていても、体はゴミを出そうともがきます。

 

出せなくなった大腸の代わりに、毛穴からゴミを排出しようとするのです。

 

でも、肌は本来、大腸のような排出部位ではないので、肌荒れ、ニキビ、湿疹などの肌トラブルとして出現するのです。

 

そして、

お肌が乾燥している時、大腸も乾燥していると思ってください。

 

肺は、脾で吸収した水分を全身に散布する働きがあります。

 

大腸が乾燥しているということは、便も水分を吸い取られてカラカラに乾燥して固まってしまいます。

 

しかも面倒なことに、大腸、皮膚が渇くからといって、水を大量に飲んでもうるおいません。

 

水を飲んだら、体にとって必要となるうるおいに変換されるためには、脾の働きで吸収して、肺に押し上げて、肺が散布し、腎が集める、という一連の流れが必要になります。

 

その一連の流れが不調になっている時に、大量に水分をとると更に、脾の働きをダウンさせることになります。

 

水分補給は適量を!(←喉が渇いたり、大量に汗をかいた時です)

 

 

まずはうるおいを乾かしてしまう、無駄な熱の発生を食い止めるのが必要です。

 

胃腸に熱を持つ食べ物は要注意!

・香辛料(便秘の子にはお子様用カレーでもNG!)

・しょっぱいもの、味付けの濃いもの

・乾燥しているもの(おせんべいとか、ビスケットとか…)

 

胃腸の負担になる食べ物も要注意!

・根菜類

・玄米

・油っこいもの

・チョコなどの甘いもの

・豚肉以外のお肉

・乳製品

・胃腸を冷やす食べ物(アイス、氷入りのジュース)

 

 

胃腸をうるおす、おすすめ食材

・キャベツ、白菜などの葉もの野菜

・お豆腐

・梨

・きのこ類

・胃腸の弱い子には長いもは超おススメです!

 

 

「野菜食べない…」とお悩みですか?

 

ご紹介したおすすめ食材の野菜を細かく刻んでお味噌汁に入れ、野菜が柔らかくなるまで煮てみましょう。

 

幼児食くらいのお子さんでしたら、食べやすい、食べにくい、で、好き嫌いをしていることも多々あります。

 

お味噌汁に、叩いて細かくした長芋を入れると、適度なとろみも付くので、離乳食後期から幼児食くらいのお子さんでも、食べやすくなるかと思います。

 

お味噌汁で水分補給にもなります。

 

 

体は食べたもので作られます。

どんな食材から、この子の体が作られていくといいかな~と考えながら食事を用意してあげましょう。

 

 

便秘に悩むお子さんは、

・離乳食を早く進め過ぎない。

・大人用の食べ物を分け与えない。(濃い味付けに馴れてしまいます)

・お稽古事や、塾、スポーツ、行事などで忙し過ぎないか、様子を見る。(体が疲れ切ってしまうと、飲食物を消化するパワーがなくなってしまいます)

・ストレスチェック。(さまざまな刺激がたくさんある現代社会。胃腸の働きを抑えてしまう交感神経が優位になりやすくなっています)

 

そして、日中よく運動し、夜はしっかり眠る。

 

ゲームやスマホなどは、目を酷使するために、気づかぬうちに体力を消耗します。運動不足にもなります。良質な睡眠の妨げにもなります。

思い当たる節があるご家庭は、いま一度、ルールを決めましょうね。

 

 

それでも、ダメな時は小児はり!

胃腸を働かせる副交感神経の働きをよくしてくれます。